◆人口関節置換術とは?
こんにちは!世田谷区成城周辺にてご自宅や施設に訪問して鍼灸・マッサージ・リハビリをやっています「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」です。
今回は「人口関節置換術」についてのお話をさせていただきます!
関節の軟骨がすり減ってくると、関節への負担が局部にかかったり、筋肉のバランスが崩れたりして痛みが強くなり、関節自体の動きが悪くなったり、歩きにくくなってきます。
このように障害のおこった関節を、金属やセラミック、ポリエチレンなどでできた人工関節に入れ替えることで痛みがなくなり、関節の動きが改善されたり、歩行能力が改善されます。
このような手術を人工関節置換術といい、股関節、膝関節を中心に日本国内でもたくさんの手術が行われています。
他にも、肩関節や肘関節、足関節(足首)、手関節(手首)、指の関節に至るまで、様々な関節において人工関節が作られています。
近年、金属部分と骨を結合させる技術が著しく進歩したり、金属の間に挟むポリエチレンの材質も非常に進歩し、一昔前に比べて格段に長持ちするようになりました。
人工関節後のリハビリを行う場合、動かしてはいけない方向や範囲などがあります。禁忌事項はもちろん手術を受けた後にお医者様やリハビリの先生から説明があると思います。訪問治療を受けられる際はそちらをお伝えください。
◆最小侵襲手術(MIS)
最近はできるだけ小さい皮膚切開で手術を行う方法が考案されています。
小さい皮膚切開で手術を行うと、関節や筋肉に対する雨侵襲が小さくなるので、術後の回復が早く、リハビリテーションが速やかに進みます。
ただしこの方法はどの症例にも当てはまる訳ではなく、従来通り大きめに皮膚切開し、関節が?分に?える状態で手術をした方が良い例も少なくありません。
詳しくは担当のお医者様にご相談ください。
◆バイタリで行うこと
《関節可動域の回復》
手術をする前に固まってしまった関節周囲の軟部組織を少しずつ緩めていきます。例えば変形して固まってしまった関節に人工関節を入れて関節が動くようになったとしても、周りの組織は長年かけて固まってしまっているので、少しずつ改善していく必要があります。徒手療法や鍼治療などを用いて施術を行います。
《筋力回復》
痛みなどでずっと使われていなかった関節は、その関節を動かすための筋力も弱ってしまっています。可動域を回復させると同時に、自分の力で関節を動かせるよう、訓練をしていきます。
《痛みのコントロール》
局部に痛みが残っている場合、鍼などを用いて痛みを和らげるような施術も実施します。では実際にどのような事を行うか、細かくはそれぞれの疾患のページでお伝えしていきます。ぜひそちらもご覧ください。
『脳梗塞』『脳出血の後遺症』『骨折後の後遺症』『パーキンソン病』『脊髄損傷』などで歩行困難・通院困難の方は是非一度「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」の施術をご体験ください!麻痺・神経痛・筋力低下・足のむくみ・認知症等で通院出来ずお困りの方もお気軽にご相談ください!