豆知識

変形性股関節症

こんにちは!世田谷区成城周辺にてご自宅や施設に訪問して鍼灸・マッサージ・リハビリをやっています「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」です。
今回は「変形性股関節症」についてのお話をさせていただきます!

◆変形性股関節症とは?

変形性股関節症とは、股関節に発生する変形性関節症です。
初めは少し変形しているだけですが、症状が進んでくると関節の隙間が狭くなったり、軟骨の内側が硬くなったりしてきます。
さらに症状が進むと、関節の中や周りに骨棘(こつきょく)と呼ばれる異常な骨組織が形成されます。

(引用:日本整形外科学会)

◆原因

患者さんの多くは女性ですが、その場合原因は「発育性股関節形成不全」の後遺症や「股関節の形成不全」といった、子供の時の病気や発育障害の後遺症が主なもので、股関節症全体の80%といわれています。(引用:日本整形外科学会)

最近は高齢社会となったため、特に明らかな原因がなくても、年齢とともに変形性股関節症を発症してくることがあります。
骨や関節の形に異常がなくても、体重の増加に伴う負担で変形を生じることもあります。その他に、事故などのケガの後遺症によるもの、大腿骨頭壊死症などが原因になることがあります。

◆症状

変形性股関節症の主な症状は、関節の痛みと機能障害です。
最初は立ち上がりや歩き始めに、脚の付け根に痛みを感じます。
病態が進行すると痛みが強くなり、場合によっては何もしなくても痛みがあったり、寝ていても痛みがあったりという状態になってしまいます。
日常生活では、足の爪切りがやりにくかったり、靴下が履きにくくなってきます。また長時間立っていることが辛くなるので、家事仕事などに支障をきたします。車の乗り降りにも手すりが必要になり、歩く際には杖が必要になったりもします。

◆バイタリで行うこと

《関節可動域の回復》

固まってしまった股関節周囲の軟部組織を少しずつ緩めていきます。
初期のうちはまだ動きに大きな影響は出てこないので、初期段階のうちにしっかりと関節を動かしておく必要があります。徒手療法や鍼治療などを用いて施術を行います。

《筋力回復》

初期であれば、関節を支える筋肉をトレーニングしておき、関節にかかる負担を軽減してあげる事が効果的となります。
また症状が進行して痛みが出てしまっている場合は、先にまず下記の痛みのコントロールなどを行い、その後にトレーニングを行います。
痛みなどでずっと使われていなかった関節は、その関節を動かすための筋力も弱ってしまっています。可動域を回復させると同時に、自分の力で関節を動かせるよう訓練をしていきます。

《痛みのコントロール》

局部に痛みが残っている場合、徒手療法や鍼などを用いて痛みを和らげるような施術を実施します。痛みを緩和させつつ、同時に可動域の回復と筋力強化を行なっていきましょう!

『脳梗塞』『脳出血の後遺症』『骨折後の後遺症』『パーキンソン病』『脊髄損傷』などで歩行困難・通院困難の方は是非一度「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」の施術をご体験ください!麻痺・神経痛・筋力低下・足のむくみ・認知症等で通院出来ずお困りの方もお気軽にご相談ください!

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