豆知識

変形性膝関節症

こんにちは!世田谷区成城周辺にてご自宅や施設に訪問して鍼灸・マッサージ・リハビリをやっています「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」です。
今回は「変形性膝関節症」についてのお話をさせていただきます!

変形性膝関節症とは、膝関節に発生する変形性関節症です。40歳以上で「膝の痛み」でお悩みの方は全国で800万人(推定)。その大部分は、変形性膝関節症によるものです。男女比は1:4で女性に多くみられ、高齢者になるほど多くなります。膝の関節の軟骨の質が低下し、少しずつすり減り、歩行時に膝の痛みが出現する病気です。

◆原因

原因は関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因(遺伝子)も関与しています。また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、遣い過ぎによりすり減り、関節が変形します。(日本整形外科学会より引用)
近年では、東大の先生方が、メタボリックシンドロームと関連があることを明らかにされています。

◆症状

  • 平地での歩行は大丈夫でも階段で膝が痛いために困っている。
  • 歩行時の膝の痛みはないけれど正座は膝が痛くてできない。

などが初期の変形性膝関節症の症状です。
さらに症状が進むと次第にO脚が進んでいき、階段のみでなく平地での歩行にも支障をきたすようになり、日常生活上で支障をきたすようになると、かなり変形性膝関節症が進行している可能性が高くなります。
関節の中や周りに骨棘(こつきょく)と呼ばれる異常な骨組織が形成されます。

◆バイタリで行うこと

《関節可動域の回復》

固まってしまった股関節周囲の軟部組織を少しずつ緩めていきます。
初期のうちはまだ動きに大きな影響は出てこないので、初期段階のうちにしっかりと関節を動かしておく必要があります。症状が進んでしまったケースでは、関節周辺の筋肉がこわばり、固まってしまいます。それらを丁寧に緩めていくことで痛みを緩和し、関節可動域が回復します。徒手療法や鍼治療などを用いて施術を行います。

《筋力回復》

初期であれば、関節を支える筋肉をトレーニングしておき、関節にかかる負担を軽減してあげる事が効果的となります。また症状が進行して痛みが出てしまっている場合は庇って力を加えなくなってしまい、その結果筋力が低下して膝は不安定となり、さらに痛みが増強するといった悪循環が多くみられます。そのためまず下記の痛みのコントロールなどを行い、その後に筋力回復のトレーニングを行います。

《痛みのコントロール》

局部に痛みが残っている場合、徒手療法や鍼などを用いて痛みを和らげるような施術を実施します。痛みを緩和させつつ、同時に可動域の回復と筋力強化を行なっていきましょう!

『脳梗塞』『脳出血の後遺症』『骨折後の後遺症』『パーキンソン病』『脊髄損傷』などで歩行困難・通院困難の方は是非一度「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」の施術をご体験ください!麻痺・神経痛・筋力低下・足のむくみ・認知症等で通院出来ずお困りの方もお気軽にご相談ください!

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