豆知識

転倒を防ぐ体作り(座位運動)

こんにちは!世田谷区成城周辺にてご自宅や施設に訪問して鍼灸・マッサージ・リハビリをやっています「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」です。
今回は「転倒を防ぐ体作り(座位運動)」についてのお話をさせていただきます!

転倒する原因は?

加齢や運動不足により筋力やバランス能力などの身体機能が衰えると歩き方に変化が現れます。特に、筋力が低下すると転倒の大きな要因になります。

今回は以下の場合についての予防法を紹介します。
・背中が曲がってきた
・膝が曲がり腰が低くなった
・よくつまずくようになった

転倒予防運動

1.「背中が曲がってきた」ときの予防運動:
《背筋上部のトレーニング》
背中が丸くなりアゴが前に出て猫背姿勢になっていると、首の後ろや背筋上部の筋肉が弱っていると考えられます。猫背姿勢は前傾姿勢になるため、つま先が上がりにくくなることで、つまずいたり転倒しやすくなります。
<運動方法>
イスに深く座り、背中を曲げたり伸ばしたりします。動作はゆっくり行い深い呼吸をしましょう。5~10回を目安に行います。

2.「膝が曲がり腰が低くなった」ときの予防運動:
《大腿四頭筋のトレーニング》
膝が軽く曲がって腰の位置が低く落ちたような歩き方をしている場合は、太もも前の筋肉(大腿四頭筋)が衰えていると考えられます。
膝を伸ばす役割がある大腿四頭筋は、運動不足・老化で最も衰えやすい筋肉の代表です。この筋肉が弱ると膝を痛めやすくなり、立つ・歩く・階段を上ることが困難になります。
<運動方法>
イスに深く座り、膝を曲げたり伸ばしたりします。動作はゆっくり行い深い呼吸をしましょう。5~10回を目安に行います。

3.「よくつまずくようになった」ときの予防運動:
《前脛骨筋のトレーニング》
歩いているとき、つま先が上がらずすり足になって、つまずくことが多くなっているときは、スネの筋肉(前脛骨筋)が弱くなっていると考えられます。
つま先を上げる役割がある前脛骨筋が衰えると、少しの段差でもつまずき転倒しやすくなります。
<運動方法>
イスに座り、つま先を上げたり下げたりします。動作はゆっくり行いましょう。
5~10回を目安に行います。

バイタリでの取り組み

今回ご紹介した予防運動、普段のリハビリ・トレーニングの効果を上げるための、「高齢者の身体機能維持・回復を目指す機能改善メソッド」を取り入れた施術を行っています。
一緒に体質改善を行い、転倒による事故を防ぎましょう。

『脳梗塞』『脳出血の後遺症』『骨折後の後遺症』『パーキンソン病』『脊髄損傷』などで歩行困難・通院困難の方は是非一度「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」の施術をご体験ください!麻痺・神経痛・筋力低下・足のむくみ・認知症等で通院出来ずお困りの方もお気軽にご相談ください!

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