こんにちは!世田谷区成城周辺にてご自宅や施設に訪問して鍼灸・マッサージ・リハビリをやっています「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」です。
今回は「転倒を防ぐ体作り(立位運動)」についてのお話をさせていただきます!
◆転倒する原因は?
加齢や運動不足により筋力やバランス能力などの身体機能が衰えると歩き方に変化が現れます。特に、筋力が低下すると転倒の大きな要因になります。
今回は以下の場合についての予防法を紹介します。
・足や腰が曲がり歩くのがしんどくなってきた
・小股になって歩くのが遅くなってきた
・ふらついたり転倒しそうになってきた
◆転倒予防運動
1.「足や腰が曲がり歩くのがしんどくなってきた」ときの予防運動:
《足・背すじを伸ばす筋肉のトレーニング》
足や腰が曲がって歩くことが負担と感じるのは、足腰・姿勢維持の筋肉が衰えていると考えられます。膝や腰が大きく曲がると、背中・腰・足の筋肉に大きな負担がかかります。筋力やバランス機能が低下し、とても不安定で転倒しやすくなります。
<運動方法>
イスやベッドサイドに座った状態からゆっくり立ち上がります。
不安定な場合、支えとしてイスや机を利用しましょう。イスに座るときもゆっくり、息を吐きながら行いましょう。5~10回を目安に行います。
2.「小股になって歩くのが遅くなってきた」ときの予防運動:
《腓腹筋のトレーニング》
小股になって歩くスピードが遅くなってきた場合は、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)が衰えていると考えられます。腓腹筋は、歩行や階段など移動するときに足を蹴り出すときに使用される重要な筋肉です。筋力強化することで全身の血液循環も向上します。
<運動方法>
立った姿勢からゆっくりとカカトを上げる。背伸びをしたときに膝を伸ばす筋肉・背中の筋肉が使われます。不安定な場合、支えとしてイスや机を利用または座った状態で行います。戻るときもゆっくり下ろし、息を吐きながら行いましょう。5~10回を目安に行います。
3.「ふらついたり転倒しそうになってきた」ときの予防運動:
《バランス機能のトレーニング》
ふらついたり、つまずいたりして不安定さが目立つとバランス機能が衰えています。筋力・バランス機能が低下して、片足立ちができなくなると、歩行がとても不安定になり、転倒リスクが高まります。片足立ちの保持を長くできるほど、歩行の安定につながります。
<運動方法>
直立姿勢から片足を上げ、その姿勢を保つ。不安定な場合、支えとしてイスや机を利用しましょう。20秒以上片足立ちを保持できることを目指します。
バイタリでの取り組み
今回ご紹介した予防運動、普段のリハビリ・トレーニングの効果を上げるための、「高齢者の身体機能維持・回復を目指す機能改善メソッド」を取り入れた施術を行っています。
一緒に体質改善を行い、転倒による事故を防ぎましょう。
『脳梗塞』『脳出血の後遺症』『骨折後の後遺症』『パーキンソン病』『脊髄損傷』などで歩行困難・通院困難の方は是非一度「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」の施術をご体験ください!麻痺・神経痛・筋力低下・足のむくみ・認知症等で通院出来ずお困りの方もお気軽にご相談ください!