豆知識

認知機能の維持・向上②

こんにちは!世田谷区成城周辺にてご自宅や施設に訪問して鍼灸・マッサージ・リハビリをやっています「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」です。
今回は「認知機能の維持・向上をサポートする 脳を元気に保つ生活習慣」についてのお話をさせていただきます!

身体能力が低下している高齢者でもできる、認知機能を維持・向上させるための具体的な方法

年齢を重ねると、多くの方が脳の働きに少しずつ変化を感じることがあります。しかし、認知機能の低下を防ぎ、脳を健康に保つためには、日常生活に取り入れられる効果的な方法がいくつもあります。

今回は、高齢者が認知機能を維持・向上させるためのポイントとして、「社会的な交流」「良質な睡眠」「ストレス管理」の重要性について具体的な方法とその理由を紹介します。

<1.会話や電話で社会的なつながりを保つ>

人との会話やコミュニケーションは、脳に強い刺激を与え認知機能の維持に役立ちます。特に高齢者の場合、社会的なつながりを保つことは、孤立感やうつを防ぎ、精神的な健康にも大きく寄与します。会話をすることで言葉を選び、相手の話を理解するという複雑な脳の働きが必要となるため、脳を活発に保つことができます。

また、他者と交流することで、感情の共有や新しい情報を得ることができ、それが脳に刺激を与えます。電話やビデオ通話を通じたコミュニケーションは、体を大きく動かさなくても気軽に行えるため、身体能力が低下している高齢者でも簡単に取り組むことができます。定期的に家族や友人と話すことで、脳がリフレッシュされ、認知機能の維持に効果的です。

①毎日少しでも家族や友人と電話で話す

家族や友人との会話は、脳への刺激を与えるだけでなく、気持ちの安定にもつながります。短い時間でも電話で話すことで、孤独感を減らし、社会的なつながりを感じられます。定期的に会話を通じて考えを言葉にすることで、言語能力や認知機能の維持に役立ちます。

②手紙やメールでコミュニケーションを取る

手紙やメールは、会話とは異なる方法でコミュニケーションを取る手段です。文章を考えることで、脳を使い、記憶力や表現力を鍛えることができます。また、普段使わないコミュニケーション手段を試すこと自体が脳への刺激となり、新しいことに挑戦する楽しさも感じられます。

③オンラインでの会話

ビデオ通話を使えば、遠く離れた家族や友人と顔を見て話すことができ、より親近感が増します。孫や友人との会話を楽しむことで、会話のリズムや感情を共有し、脳にとって良い刺激になります。オンラインでの交流は、新しい技術を取り入れることで認知機能を鍛える手段にもなります。

<2.良質な睡眠で脳をリフレッシュ>

睡眠は、脳が1日の情報を整理し、記憶を固定するための重要な時間です。睡眠が不足すると、脳は十分に休息できず、次の日の集中力や判断力に悪影響を与えます。

特に高齢者の場合、睡眠の質が低下しやすくなりますが、これが続くと認知機能の低下を引き起こす可能性があります。良質な睡眠を取ることで、脳は不要な情報を整理し、必要な情報を記憶として定着させます。また、脳の疲労を回復させ、次の日の活動に備えるためにも十分な睡眠が欠かせません。

寝る前にリラックスする時間を持つことや、規則正しい生活リズムを維持することで、より深い睡眠を得ることができ、結果的に脳の健康を保つことが可能です。睡眠は、心身ともに健康を保つための基本であり、認知機能を維持するために欠かせない要素です。

①毎晩同じ時間に寝る習慣をつける

毎晩同じ時間に寝ることは、体内時計を整えるために重要です。 規則的な睡眠習慣は、脳の疲労を効果的に回復させ、認知機能を維持するために不可欠です。睡眠リズムが整うことで、翌日も気持ちよく活動でき、脳がスムーズに働くようになります。

②寝る前にリラックスする時間を作る

寝る前のリラックスは、質の良い睡眠を取るために大切です。テレビやスマホの光は脳を刺激し、眠りを妨げることがあるため、静かな音楽を聞いたり深呼吸をすることで気持ちを落ち着けましょう。脳がリラックス状態に入ることで、より深い眠りに導かれます。

③お昼寝を15分程度にする

お昼寝は15分程度にとどめると、脳をリフレッシュさせつつ、夜の睡眠に悪影響を与えません。短時間の昼寝は疲れを取る効果がありますが、長すぎると夜の眠りに支障をきたすことがあります。短時間のリフレッシュが脳にとって理想的です。

<3.簡単なストレス解消法を取り入れる>

ストレスは、脳に大きな負担をかけ、長期間続くと認知機能の低下を引き起こす可能性があります。ストレスがたまると、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、集中力や記憶力に悪影響を与えます。

簡単なストレス解消法を取り入れることで、脳がリラックスし、ストレスによるダメージを防ぐことができます。特に、深呼吸や瞑想などのリラクゼーション方法は、体に負担をかけずに心を落ち着ける効果があり、脳にも良い影響を与えます。これらの方法は、血圧を下げ心拍数を安定させることで、脳内の神経活動を正常に保つ働きがあります。
また、趣味を通じて楽しみながらリラックスする時間を持つことも、ストレス解消に効果的です。

無理のない範囲でストレスを解消する習慣を持つことが、脳の健康維持にとても効果的です。

①深呼吸をして、ゆっくり息を吐き出す

深呼吸は、簡単にストレスを軽減できる方法です。ゆっくり息を吐き出すことで、体の緊張がほぐれ心が落ち着きます。このリラクゼーション効果は、脳をリフレッシュさせ、集中力を高める助けにもなります。毎日数回の深呼吸で、ストレスケアができます。

②瞑想やマインドフルネスを行う

瞑想やマインドフルネスは、脳をリセットし、心を落ち着けるのに効果的です。5〜10分、目を閉じて呼吸に集中することで、雑念を取り払い、ストレスを軽減します。短時間でも、日々の習慣として続けることで、脳のリラックスと集中力の向上を実感できるでしょう。

③好きな音楽を聞く

音楽を聞くことは、気軽にできるリラックス法であり、心地よい音楽に身を任せることでストレスを和らげ、気分転換になります。 特に、自分が好きな音楽を聴くと、脳内で「快感」を感じる物質が分泌され、気持ちが落ち着くと同時に、ポジティブな感情が高まります。クラシック音楽や自然の音など、ゆったりとしたリズムの音楽は、脳をリラックスさせ、集中力や記憶力を高める効果もあります。音楽は、心と体のバランスを整える手軽な方法です。

バイタリでの取り組み

脳を元気に保つ生活習慣で認知機能を維持・向上させ、心身ともに健康を維持していきましょう。

『脳梗塞』『脳出血の後遺症』『骨折後の後遺症』『パーキンソン病』『脊髄損傷』などで歩行困難・通院困難の方は是非一度「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」の施術をご体験ください!麻痺・神経痛・筋力低下・足のむくみ・認知症等で通院出来ずお困りの方もお気軽にご相談ください!

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