豆知識

秋の冷えと体調管理

こんにちは!世田谷区成城周辺にてご自宅や施設に訪問して鍼灸・マッサージ・リハビリをやっています「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」です。
今回は「秋の冷えと体調管理」についてのお話をさせていただきます!

■秋の気温差に要注意!

秋になると、朝晩の空気が一気に冷え込みます。ベッドや布団の中で過ごす時間が長い方にとっても、この気温差は体に負担をかけ、体調を崩す原因になりやすいのです。

特に注意が必要なのが、「冷え」による不調です。自分では動きにくいために血流が滞りやすく、手足の冷えや体のこわばりにつながりやすくなります。寝たきりの高齢者が冷えやすい理由や、ご家庭でできる工夫、そして訪問マッサージでできるケアについてわかりやすくご紹介します。

■高齢者が「冷え」に弱い理由とは?

<1. 筋肉量の減少(サルコペニア)>

筋肉は、体の熱をつくる“エンジン”のようなもの。
筋肉量が減ると、体がうまく熱を生み出せなくなり、冷えやすくなります。

<2. 血流の悪化>

動く機会が減ると、血液の循環も悪くなります。血の巡りが滞ると、手足の先まで温かい血液が届かず、末端が冷えがちに。

<3. 自律神経の乱れ>

気温差が激しいと、自律神経(体温調整を担う神経)がうまく働かず、体が気温の変化に対応しきれなくなります。これも冷えの一因に。

<4. 寒さへの感覚が鈍くなる>

ご高齢の方は「寒さを感じにくくなる」ことがあります。 本人が寒さを感じていなくても、体はすでに冷えている…というケースも少なくありません。

■ご家庭でできる「冷え対策」

<1. 服装でしっかり調整を>

  • 朝晩と日中で気温差がある日は、重ね着で調整できる服装を
  • 首、手首、足首は「冷えの三首」。スカーフやレッグウォーマーでカバーしましょう

<2. 室温・湿度管理>

  • 朝晩は室温が急に下がります。エアコンや暖房器具で20~22℃前後を目安に
  • 湿度が低くなると喉を痛めやすく、風邪の原因に。湿度は50~60%前後が理想です

<3. 温かい食べ物・飲み物を意識>

  • 冷たいものより、温かい汁物やお茶で内側からポカポカに
  • 「ショウガ」「根菜類」「味噌」など、体を温める食材を取り入れてみましょう

<4. 軽い運動で筋力と血流を維持>

  • 体を動かすことで、筋肉が熱を生み、血流も促進されます
  • 無理のない範囲で「座ったままできる体操」や「足踏み運動」などもおすすめです

<5. お風呂の活用>

  • ぬるめ(38~40℃)のお風呂にゆっくり入ることで、深部体温が上がりリラックス効果も
  • 入浴後は湯冷めに注意し、すぐに服を着る・髪を乾かすなどを徹底しましょう

バイタリでの取り組み

当院では「高齢者の身体機能の維持・回復を目指す機能改善メソッド」と「脳の血流や代謝を促す頭皮鍼療法」を取り入れた施術を行い、全身の血行を促進しながら、冷えに悩まされにくい健康的な毎日をサポートしています。
リハビリやトレーニングを組み合わせることで体を自然に動かしやすくなり、血流が整うことで手足の冷えや体のこわばりも和らぎやすくなります。こうした身体の内外からの働きかけによって“良い循環”が生まれ、体が温まりやすくなることで日常生活の動作がスムーズになり、自立した生活の継続や快適な暮らしの支援につながります。

身体機能を整えながら血流を促進し、冷えの改善や日常生活を快適に過ごすサポートをしています!

『脳梗塞』『脳出血の後遺症』『骨折後の後遺症』『パーキンソン病』『脊髄損傷』などで歩行困難・通院困難の方は是非一度「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」の施術をご体験ください!麻痺・神経痛・筋力低下・足のむくみ・認知症等で通院出来ずお困りの方もお気軽にご相談ください!

関連記事