豆知識

圧迫骨折

こんにちは!世田谷区成城周辺にてご自宅や施設に訪問して鍼灸・マッサージ・リハビリをやっています「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」です。
今回は「圧迫骨折」についてのお話をさせていただきます!

■圧迫骨折とはどのような骨折か

圧迫骨折とは、背骨を構成している椎骨が上下からの圧力によって潰れるように変形してしまう骨折のことを指します。背骨は身体を支える重要な柱ですが、一つひとつの椎骨はそれほど大きな骨ではなく、内部はスポンジ状の構造になっています。そのため外部からの強い衝撃だけでなく、日常生活の中で繰り返される体重や動作の負荷によっても変形しやすい特徴があります。

特に発生しやすいのは胸椎から腰椎にかけての部分です。この部位は身体の中心で体重が集中しやすく、立つ・座る・かがむといった動作のたびに負担がかかっています。圧迫骨折というと転倒や事故を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、日常の動作がきっかけとなることもあります。そのため「転んでいないのに骨折している」というケースも珍しくありません。

■なぜ高齢者に圧迫骨折が多いのか

圧迫骨折が高齢者に多い最大の理由は、骨粗しょう症の存在です。加齢とともに骨密度は低下し、骨の内部構造が弱くなっていきます。特に女性の場合は閉経後に女性ホルモンが減少することで骨の代謝バランスが崩れ、骨が急激にもろくなることがあります。

さらに高齢になると筋力の低下や姿勢の崩れ、バランス能力の低下も重なり、背骨にかかる負担が大きくなります。背中が丸くなる姿勢が続くと、背骨の前側に常に圧力がかかる状態となり、日常生活の中で少しずつ骨が潰れてしまうことがあります。

また、圧迫骨折は必ずしも大きな事故や転倒によって起こるわけではありません。骨が弱くなっている場合、日常生活の何気ない動作がきっかけになることもあります。例えば次のような動作でも起こることがあります。

  • 布団やベッドから起き上がる
  • 前かがみになって物を拾う
  • 洗濯物を干す
  • 掃除機をかける
  • 軽く尻もちをつく
  • くしゃみや咳をする
  • 重い荷物や買い物袋を持ち上げる

このように、普段の生活の中で繰り返している動作でも背骨には大きな負担がかかっています。骨粗しょう症が進行している場合、こうした動作の積み重ねによって、知らないうちに圧迫骨折が起こることがあります。そのため圧迫骨折は「転倒による骨折」というよりも、「日常生活の中で起こる骨折」ともいえるのです。

■見逃されやすい理由

圧迫骨折が問題になる理由の一つは、非常に見逃されやすいことです。高齢者の場合、「年齢のせい」「いつもの腰痛」と思ってしまい、痛みを我慢してしまうことが少なくありません。また転倒歴がないため、家族も深刻に考えず、様子を見るだけになってしまうこともあります。
実際には、圧迫骨折はレントゲンや MRI などの検査を行わなければ正確に診断することができません。そのため医療機関を受診しないまま時間が経過し、数週間から数か月後にようやく見つかるケースもあります。発見が遅れると、姿勢の変形や筋力低下が進んでしまうこともあるため注意が必要です。

■骨が治っても安心できない理由

圧迫骨折の本当の問題は、骨そのものが治った後に起こる身体機能の低下です。痛みを避けるために動かない期間が続くと、筋力は急激に低下し、関節の動きも悪くなります。体力やバランス能力も落ちるため、立ち上がりや歩行が不安定になり、転倒のリスクが高まります。

その結果、再び圧迫骨折を起こしたり、大腿骨骨折など別の骨折につながることもあります。こうした悪循環が続くと、活動量が大きく減り、寝たきりへと進んでしまうケースもあります。そのため圧迫骨折では、骨の回復だけでなく、生活機能を維持・改善するための取り組みが非常に重要になります。

■訪問鍼灸マッサージが果たす役割

訪問鍼灸マッサージは、通院が難しい方でも自宅で施術を受けることができるため、圧迫骨折後の回復期において大きな役割を果たします。痛みの軽減だけでなく、身体機能の維持や回復を目的としたケアを継続的に行うことができます。

具体的には、次のようなサポートが可能です。

  • 鍼灸による筋肉の緊張緩和
  • 血流改善による痛みの軽減
  • 関節の可動域を保つマッサージ
  • 寝返りや起き上がりなどの動作練習
  • 歩行に向けた身体機能のサポート

鍼灸刺激は筋肉の緊張を和らげ、血流を促進し、自律神経のバランスを整える働きが期待できます。また、マッサージや軽い運動療法を組み合わせることで、無理のない範囲で身体を動かす機会を作り、筋力低下や関節のこわばりを防ぐことにつながります。

バイタリでの取り組み

当院では、「元気に100まで!寝たきりゼロを目指す機能改善メソッド」により、圧迫骨折後に起こりやすい動きにくさや筋力低下、バランス能力の低下に対して、“動ける身体”をできるだけ長く維持することを目的とした施術を行っています。
圧迫骨折の後は、痛みや不安から身体を動かす機会が減りやすく、その結果として筋力低下や姿勢の崩れが進み、転倒や再骨折のリスクが高まることがあります。機能改善メソッドでは、筋肉や関節がスムーズに動きやすい状態へ導き、立ち上がりや歩行、姿勢保持といった日常動作の安定を目指します。
さらに、お身体の状態に合わせた無理のない軽い運動を取り入れることで血流と代謝を促し、体幹や下肢の機能低下を防ぐことにもつながります。継続的なケアは、こわばりや疲労を軽減し、「痛みや不安から動かなくなり、さらに動きにくくなる」という悪循環の予防にも役立ちます。
圧迫骨折後の回復期は、適切なケアと無理のない運動を続けることが、再び安心して生活できる身体づくりにつながります。当院では、ご自宅で安心して受けられる訪問施術を通して、日常生活をできるだけ長く自分らしく送れるようサポートしています。
圧迫骨折後に低下しやすい筋力やバランス能力に対して、身体を動かしやすい状態へ整えることで、ふらつきや機能低下を予防し、立ち上がりや歩行などの日常生活動作を安定して続けられるようサポートしています!

『脳梗塞』『脳出血の後遺症』『骨折後の後遺症』『パーキンソン病』『脊髄損傷』などで歩行困難・通院困難の方は是非一度「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」の施術をご体験ください!麻痺・神経痛・筋力低下・足のむくみ・認知症等で通院出来ずお困りの方もお気軽にご相談ください!

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