
こんにちは!世田谷区成城周辺にてご自宅や施設に訪問して鍼灸・マッサージ・リハビリをやっています「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」です。
今回は「寝たきりによる血流低下」についてのお話をさせていただきます!
■寝たきりは全身にさまざまな影響を及ぼします
- 最近、ベッドで過ごす時間が増えてきた
- 退院してからあまり歩かなくなった
- このまま寝たきりになってしまうのでは…
このような不安を抱えているご本人やご家族は少なくありません。
高齢になると、病気やケガをきっかけに活動量が減り、寝たきりの状態へ移行してしまうことがあります。しかし、寝たきりによる影響は「筋力が落ちる」「関節が硬くなる」だけではありません。

実は、寝たきりになることで全身の血流が低下することが、その後の身体機能の低下やさまざまな合併症を引き起こす大きな原因となります。
血液は酸素や栄養を全身へ運び、老廃物を回収するという重要な役割を担っています。
その流れが悪くなると、筋肉や内臓、皮膚、さらには脳の働きにまで影響を及ぼし、回復する力そのものが弱くなってしまいます。
一方で、適切なケアによって血流を維持・改善することができれば、寝たきりの進行を緩やかにし、身体機能や生活の質(QOL)の維持につなげることも期待できます。
■寝たきりの原因となる主な疾患
寝たきりは、「高齢だから仕方ない」というものではありません。
多くの場合は、何らかの病気やケガがきっかけとなり、「動けない期間」が続くことで少しずつ身体機能が低下し、寝たきりへと移行していきます。
- 脳・神経の病気
脳梗塞や脳出血などの脳卒中、パーキンソン病などは、寝たきりの原因として特に多い疾患です。これらの病気では、手足の麻痺や筋力低下、ふらつき、身体の動かしにくさなどが現れることがあります。退院後にリハビリを続けることで回復が期待できる場合もありますが、活動量が減ってしまうと筋力や体力がさらに低下し、「動けないから動かない」「動かないからさらに動けなくなる」という悪循環に陥りやすくなります。 - 骨・関節の病気や骨折
高齢者では、大腿骨頸部骨折や脊椎圧迫骨折、変形性膝関節症、脊柱管狭窄症なども寝たきりの大きな原因です。骨折や痛みによって歩くことが難しくなると、安静にする期間が長くなります。しかし、筋肉は使わない状態が続くと短期間でも衰え始めます。「痛みがあるから動かない」という状態が続くことで、筋力低下や関節拘縮が進み、結果として寝たきりへ移行してしまうケースも少なくありません。 - 心臓・肺の病気
心不全や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などでは、少し身体を動かしただけでも息切れや疲労感が強くなります。すると、「疲れるから今日は休もう」という日が増え、徐々に活動量が減少していきます。筋力や持久力は活動量に比例して低下していくため、気づかないうちに身体機能が衰え、寝たきりへ近づいてしまうことがあります。 - 認知症
認知症では、身体そのものは動かせても、意欲の低下や判断力の低下によって身体を動かす機会が減ってしまうことがあります。また、「歩くこと」を忘れてしまうわけではありませんが、自分から活動しようという意欲が低下することで、一日のほとんどを座ったまま、あるいは横になって過ごすようになるケースもあります。その結果、筋力や体力が徐々に低下し、寝たきりへ進行していくことがあります。 - 全身衰弱・長期入院後
肺炎や感染症、大きな手術などで長期間入院すると、身体を動かさない期間が続きます。筋肉はわずか数日でも使わない状態が続くと衰え始めるため、退院時には「思った以上に歩けなくなっていた」ということも珍しくありません。特に高齢者では回復に時間がかかるため、退院後の適切なリハビリや運動が非常に重要になります。
■なぜ寝たきりになると血流が悪くなるのか
「血液は心臓が送り出しているのだから、寝ていても流れているのでは?」と思われる方もいるかもしれません。もちろん心臓は24時間休むことなく血液を送り続けています。しかし、血液を全身へ循環させるためには、心臓だけでなく筋肉や呼吸の働きも欠かせません。
特にふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれています。
歩いたり立ち上がったりすると、ふくらはぎの筋肉が収縮と弛緩を繰り返し、下半身にたまった血液を心臓へ押し戻しています。これを筋ポンプ作用といいます。

ところが寝たきりになると、この筋ポンプ作用がほとんど働かなくなります。
さらに、
- 関節を動かさない
- 同じ姿勢が長時間続く
- 呼吸が浅くなる
- 活動量が低下する
といった要因が重なることで、全身の血流は徐々に低下していきます。
その結果、手足の先まで酸素や栄養が届きにくくなり、身体全体の代謝も低下してしまうのです。
■血流低下が悪循環を生む理由
寝たきりによる血流低下が怖い理由は、一つの症状だけで終わらず、次々と新たな問題を引き起こしてしまうことです。
例えば、身体を動かさない状態が続くと、筋肉を使う機会が減り、血流が低下します。すると筋肉には十分な酸素や栄養が届かなくなり、筋力が低下していきます。
筋力が低下すると立ち上がることや歩くことがさらに難しくなり、活動量はますます減少します。活動量が減れば血流はさらに悪くなり、筋力や体力は一層低下します。

この状態が続くと、関節拘縮や褥瘡、誤嚥性肺炎などの合併症も起こりやすくなり、回復までに長い時間が必要になることも少なくありません。
だからこそ、寝たきりの初期段階から血流を維持することが非常に重要なのです。
■訪問鍼灸マッサージが有効な理由
- ベッド上でそのまま施術できる
寝たきりの方にとって、病院や治療院へ通うことは簡単ではありません。車椅子への移乗や外出の準備だけでも大きな負担となり、ご本人だけでなく、ご家族や介護者の負担も増えてしまいます。訪問鍼灸マッサージは、ご自宅や施設へ施術者が伺うため、ベッドに寝たまま施術を受けることができます。起き上がることが難しい方でも無理なく継続できることは、大きなメリットです。 - 運動とマッサージを同時に行える
訪問鍼灸マッサージでは、筋肉をほぐすだけではなく、関節を動かす他動運動も組み合わせながら施術を行います。自分では動かせない関節でも、施術者が適切に動かすことで筋肉へ刺激が入り、血流改善や関節拘縮の予防につながります。また、筋肉の緊張を和らげることで、身体を動かしやすい状態を作ることも期待できます。 - 鍼灸による自律神経の調整
寝たきりの方では、睡眠の乱れや食欲低下、便秘など、自律神経の乱れがみられることも少なくありません。鍼灸は、自律神経のバランスを整え、血液循環を促すことが期待されています。身体の表面だけではなく、身体の内側から全身の状態を整えることができる点も、訪問鍼灸マッサージの特徴です。 - 痛みを和らげ、動きやすい身体づくりをサポート
「動くと痛いから動かない」という状態が続くと、血流低下や筋力低下はさらに進んでしまいます。施術では筋肉や関節の状態を確認しながら、痛みの軽減を目指したケアを行います。痛みが軽くなることで身体を動かしやすくなり、ご本人が日常生活の中で少しでも身体を動かすきっかけづくりにもつながります。 - 継続的なケアで身体の変化を見守る
血流改善は、一度施術を受けただけで終わるものではありません。定期的に施術を行うことで、その時々の身体の状態に合わせたケアが可能になります。「最近むくみが強くなってきた」「関節が硬くなってきた」といった変化にも早く気付きやすく、状態の悪化を防ぐことにもつながります。 - 身体だけでなく心の支えにもなる
寝たきりになると、人との交流が減り、気持ちが落ち込みやすくなることがあります。訪問施術では、身体のケアだけでなく、施術者との会話も大切な時間になります。定期的に人と関わる機会があることは、安心感や生活への意欲につながり、心身の健康を支える大切な要素の一つです。
バイタリでの取り組み
当院では、「身体機能の維持・向上を目指す機能改善メソッド」と、「脳や神経にアプローチする頭皮鍼療法」を組み合わせ、一人ひとりのお身体の状態に合わせた施術を行っています。
寝たきりの状態が続くと、身体の硬さや筋肉の緊張、関節の動かしにくさ、痛みなどが現れやすくなり、それらがさらに活動量の低下を招くことがあります。そして活動量が低下すると血流も悪くなり、筋力や体力の低下、関節拘縮など、さまざまな問題が悪循環のように進行してしまいます。
当院では、マッサージや関節運動、鍼灸を組み合わせることで、血流や身体のめぐりを整えながら、筋肉や関節の柔軟性を保ち、身体機能の維持・向上を目指した施術を行っています。
また、お身体の状態に合わせて運動やリハビリの要素も取り入れ、立つ・座る・歩く・寝返りを打つなど、日常生活に必要な動作の維持・向上をサポートしています。
血流改善と身体機能の維持・向上を通じて、ご本人が住み慣れたご自宅で、その人らしい生活をできるだけ長く続けられるようサポートしています!

『脳梗塞』『脳出血の後遺症』『骨折後の後遺症』『パーキンソン病』『脊髄損傷』などで歩行困難・通院困難の方は是非一度「バイタリ訪問鍼灸マッサージ院」の施術をご体験ください!麻痺・神経痛・筋力低下・足のむくみ・認知症等で通院出来ずお困りの方もお気軽にご相談ください!